水上で黄金に輝く寺院イェレーパゴダ。トラベルカルチャー雑誌『TRANSIT』の表紙にもなった有名観光地へ、友人夫婦と一緒に行ってきました。ヤンゴンから日帰りで観光できるのもポイントです。
ヤンゴン近郊の観光地チャウタン
水上寺院があるのはヤンゴン南部に位置するチャウタン。自動車で1時間半ほどの場所にあります。郡区を流れる川の中州(中洲)に建てられたイェレーパゴダ(正式名称は、チャイッマウウン・イェレーセティタウ)が有名です。10年もの歳月と膨大な費用をかけて建設されたようです。
船乗り場へ
寺院へ行くための手段は船しかないため、まずは船乗り場を目指します。露店もあるので寄り道してお土産を買うのも良いですね。
船乗り場に向かう道中には物売りの子どもたちがいます。観光客を見つけると「買って買って」と大勢集まってきます。寺院へのお供え物として、花を3セットずつ購入しました。
船乗り場に到着。乗船料は外国人料金で往復5,000チャット(約500円)。川には小さな手漕ぎボートと少し大きめの屋根ありエンジン付きボートが浮かんでいます。私たちは屋根ありエンジン付きボートの方に案内されました。ホッとするような、ちょっと残念なような。
手漕ぎボートにはお坊さんも乗ってますね。
水上に浮かぶ寺院イェレーパゴダ
ボートに揺られること数分、イェレーパゴダが見えてきました。
船乗り場の方にも黄金のパゴダが。
ボートのスピードが早いので、あっという間に寺院に到着しました。
ピッカーン!
入り口にはペンキで塗ったようなビビットカラーの強面の仏像。門番のように待ち構えます。
境内へ入りチケット売り場へ向かいます。もちろん、ここも裸足です。境内は広々としており、ひんやりした地面が気持ち良い〜。
受付の方が寝ている場合はゴホンっと咳をして起こしましょう。
ノートに名前と国を書いて、2ドルでチケットを購入します。ドルが無い場合でも2,000チャット(約200円)払えば良いそうです。ちなみに、ミャンマーではドルが必要な観光地が多いのでチャットとドルの両方持ち歩くのが必須です。
さっそく本堂に入ります。七色LEDできらびやかに光る仏像が私たちをお迎えしてくれました。この光景を何度も目にしているので慣れてきました。
祭壇の脇には大きな花差しがあるので、先ほど露店で購入した花をお供えします。賽銭箱が並んでいるのでチャット札も入れます。
ミャンマーに来れたことに感謝。そしてミャンマーでお会いできた皆さんがずっと健康でありますようにとお祈り。現地の参拝者も熱心にお祈りされていました。
一緒に来た夫婦は、本堂にある受付で寄付をしていました。信仰心の高いミャンマーの方はこうやって徳をたくさん積むのだそうです。
チャウタン観光の後半、ミャンマーの恐ろしい地獄の話と日本人との関係についての話に続きます。
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