ミャンマーでは主にチャット(Kyat)という通貨が使われています。場所によっては米ドルも使えます。チャットの為替レートは1チャット=0.1円。物価は日本の約10分の1です(2014年9月10日現在)。
事前に両替しておこう
ミャンマー国内では日本円からチャットの両替ができず、米ドルからの両替になるので注意が必要です。日本の空港などで米ドルに変えておきましょう。
ミャンマーの通貨
5,000チャットの札束(10万チャット単位の札束が3つ)
チャット紙幣は1チャットから1万チャットまで存在していますが、1〜20チャットと1万チャットは、ほとんど見かけません。
主に流通しているチャット紙幣は50〜5,000チャットです。そのため、数万円レベルのお金を持とうとすると写真のように札束になってしまいます。10万チャット単位で輪ゴムを止めています。
インフレ率が高い国なので、クレジットカードも一般的ではありません。ちょっとした買い物の時も大量の5,000チャットが必要でした。
photo by Greg Walters – Fat Kyat in the wallet
こんな感じで、お財布もすぐにパンパンです。
大きめの財布とチャット紙幣
札束がすごい量になるので大きめのお財布を持って行くと便利です。
追記:2015年7月に新1万チャット紙幣が発行開始
出典: Eleven Myanmar: Mandy New 10,000 notes fuel inflation fears
2012年6月に発行開始したにも関わらず、ほとんど流通していなかった1万チャットが新しくなって流通が開始されたようです。1万チャットがあれば買い物も楽になるなぁ。次にミャンマーに行った時は、1万チャットを見るのが楽しみです。
補助通貨単位
photo by Adam “Dser” – 1 pya 1953
photo by Adam “Dser” – 10 pya 1953
補助通貨単位のピャー(Pya)という硬貨も存在していますが、流通していません。100ピャー=1チャットです。
まとめ
ミャンマーの紙幣はビリビリに破れていたり、落書きやシールが貼られているものばかりです。状態がひどい紙幣は拒否されるので気をつけてください。
珍しい紙幣が手に入ったら、ぜひ手元に残しておくことをおすすめします。露店でもいろんな紙幣と硬貨がセットで売っていましたので、お土産にも出来ますね。