ライトアップする黄金の仏塔!ミャンマー・ヤンゴン定番の観光地シュエダゴン・パゴダ

ミャンマーへ旅行に行くなら、必ず見ておきたい定番の観光名所シュエダゴン・パゴダ。ミャンマーに数あるパゴダ(仏塔)の中でも最大級の大きさを誇る有名観光地をご紹介します。

シュエダゴン・パゴダとは?

ライトアップされたシュエダゴン・パゴダ(パヤー)1
photo by Marc oh! – Shwedagon Pagoda

シュエダゴン・パゴダはミャンマー三大仏塔のひとつ。その中でもひと際大きく、ヤンゴン中心部の北部にある小高い丘の上に建っています。約2500年の歴史を持つとされ、仏教大国ミャンマーの象徴的な存在です。現地の人や観光客で賑わっています。

シュエダゴンは黄金を意味する「シュエ」とヤンゴンの旧名「ダゴン」を組み合わせた言葉。「パゴダ」は「仏塔」を意味する英語で、現地の言葉では「パヤー」と言うようです。

シュエダゴン・パゴダの見どころ

ライトアップされたシュエダゴン・パゴダ(パヤー)2

黄金に輝く仏塔の高さは99.4メートル。その頂上の先端には、76カラットのダイヤモンドと5,451個のダイヤモンド、1,383個のルビーや翡翠(ひすい)がちりばめられています。周囲には大小60を超える仏塔が建ち並んでいます。夜間はライトアップされており、その幻想的な姿は必見です。

シュエダゴン・パゴダ(パヤー)の頂上

ちなみに、頂上の宝石はミャンマー国民の寄付だそうです。信仰心の高さを感じますね。パネルにはめ込まれた写真で頂上部分を見ることができます。ルパンが盗みに来たら、どうするんだ!

シュエダゴン・パゴダの境内

シュエダゴン・パゴダの入場可能時間は4:00~21:00。入場料は外国人料金で8米ドル(2013年当時)。ミャンマーの寺院は靴を脱いで裸足で入るのが基本です。また露出度の高い服装(短パンやスカート)も禁止されているので要注意です。この日は南参道口からエレベーターを使って入りました。

シュエダゴン・パゴダ(パヤー)の境内1

閉門間近に入場したにも関わらず、熱心な仏教徒で溢れていました。避暑に訪れたり、若者たちがデートしていたり、ミャンマー人の生活と密接な関係にあるようです。ミャンマーの知人も週に2〜3回は訪れるそうです。境内はとても広く、ぐるっと回るのに意外と時間がかかります。とにかく広い!

菩提樹(ぼだいじゅ)の木

写真は入り口にある樹齢100年を超える大きな菩提樹(ぼだいじゅ)の木。

仏陀像1

境内の四方には礼拝堂があり、シュエダゴン・パゴダゆかりの仏陀像が祀られています。LEDでキラキラ光っています。

仏陀像2

外周に沿って小さな祭壇もあり、その中にも仏教徒が集まっています。

仏陀像3

お祈りする親子

何をお祈りしているのかな?

涅槃仏(ねはんぶつ)

涅槃仏(ねはんぶつ)も。優しくこちらを見ています。

八曜日占いと8つの祭壇

仏陀像4

ミャンマーの暦は水曜日が午前と午後の2日に別れた八曜日制です。曜日ごとに守護動物と方位が決められた八曜日占いというものがあり、境内の東西南北に祭壇が置かれています。写真は月曜日の祭壇(東)。後ろが神様で前が仏陀。神様と仏陀の違いがわからない…仏教をちゃんと勉強してみたいと思いました。

生まれた曜日の割り出し方

月曜日のトラ

足元に守護動物(トラ)がいます。

祭壇の前で水をかける

ミャンマー人は誕生曜日を非常に大切に考えています。自分の誕生曜日の祭壇で水をかけてお祈りします。参拝前に自分の誕生曜日をチェックしておきましょう。

私は木曜日なので、西の祭壇で神様と仏陀と守護動物(ネズミ)に水をかけます。年齢の数だけ水をかけるんですが、腕つらい!水かけすぎてサンダルがびしゃびしゃです。地面に座り手を合わせて、手と頭を地面に付けることを三回繰り返し、最後にお祈り。

お祈りする女性

こんな感じですね。

水曜日の神様

こちらは水曜日の神様。

まとめ

シュエダゴン・パゴダ(パヤー)の境内2

発展途上国で停電の多いミャンマーですが、このシュエダゴン・パゴダの明かりはぜーーーったいに消えることは無いそう。ミャンマーの七不思議ですね。

シュエダゴン・パゴダは数年おきに修復工事を実施しているようです。前回は2014年11月〜2015年6月。どうせなら万全の状態で見たいですよね。事前に確認しておきましょう。

日中も良いですが、ライトアップされた夜のシュエダゴン・パゴダもおすすめです。

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